キャビネットを複数に分割する方法は標準機能ではご用意しておりません。
代替方法として既存のキャビネットをエクスポートし、再度インポートすることでキャビネットの複製ができます。
複製されたキャビネットで、不要な文書やフォルダがある場合には、削除することができます。
ただし、保管設定、タイムスタンプ設定等で文書の削除ができない場合もあるため、ご留意ください。
また、アクセス権については複製前のキャビネットのアクセス権が複製先のキャビネットに引き継がれます。
複数化に伴いアクセス権を変更される場合は、ご注意ください。
キャビネットの複製を行う際、既に登録されているキャビネットと同一キャビネット名を持つキャビネットはインポートできないため、以下の方法で回避を行ってください。
※エクスポート時に出力されたフォルダに格納されているキャビネット定義ファイル(info.xml)の以下の属性の値を変更します。
・cabinetName(キャビネット名の属性)
(例)
「<stringAttributeValue id="kn:cabinetName"><value>サンプルキャビネット</value></stringAttributeValue>」の場合、
valueタグの中身をサンプルキャビネット2などの任意の値に変更します。
cabinetName属性についての詳細は「intra-mart Accel Documents インポート・エクスポートガイド」-「付録」-「インポート、エクスポートの対象」-「属性」をご参照ください。
なお、キャビネットをインポートする際、既に登録されているキャビネットと同一のキャビネットIDを持つキャビネットに関しては、
自動で新しいキャビネットIDが採番されるため、キャビネットIDについては変更不要です。
インポートエクスポートの詳細は、「intra-mart Accel documents インポート・エクスポートガイド」をご参照ください。
※Accel Documentsのドキュメント等につきましては、下記FAQにてご案内させていただいております通り、
プロダクトファイルダウンロードサイトよりご入手ください。
https://product.intra-mart.support/hc/ja/articles/900005261766
※IM-ContentsSearchと連携を行っている場合
「intra-mart Accel Documents セットアップガイド」-「4.6.2.4. IM-ContentsSearch 検索フィールドの設定」を参照の上、必要に応じて変更を変更を行ってください。
また、管理者のアクセス権により閲覧可能とするためには「intra-mart Accel Documents セットアップガイド」-「4.6.2.5.7. IM-ContentsSearchで特殊な権限評価を有効にする場合」の設定を行います。
すでにAccel Documentsのセットアップ時に設定済みの場合、キャビネットのインポート後に再度の設定をする必要はございません。
また、キャビネットインポートで作成された複製キャビネットでは全文検索のインデックスデータは複製されないため、
「Accel Documents クローラ」の「差分クローリング」ジョブまたは「再作成クローリング」ジョブのいずれかを実行いただく必要がございます。
※「Accel Documents IM-ContentsSearch for Accel Documents 仕様書」-「4. Accel Documents クローラ仕様」をご参照ください。
-- 対象 -------------------------------------------------------------------------
iAP/Accel Applications/Accel Documents/全アップデート
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FAQID:1244