2021/1/11以降、Adobe Flash Player が利用できなくなります。同ツールを利用した弊社製品の一部画面も利用できなくなります。

 
2021/1/11以降、Adobe Flash Player が利用できなくなります。同ツールを利用した弊社製品の一部画面も利用できなくなります。

Adobe Flash Playerは、以下の画面にて使用しています。

■BaseModule、WebPlatform(5.0 から 7.2 までのバージョン)
・システム管理者画面の各種のメンテナンス画面
  システム管理者設定画面
  ログイングループマスタメンテナンス画面
  管理メニューマスタメンテナンス画面
・ログイングループ管理者の各種のメンテナンス画面
  ログイングループ管理者編集画面
  ロールマスタメンテナンス画面
  アカウント・プロファイル画面
  メニューマスタメンテナンス画面
  カレンダー設定画面
  バッチ処理画面
  メニューの「アプリケーション共通マスタ」配下の各メニューから遷移する画面
・ViewCreator
  クエリ編集画面
  データ参照メンテナンスの権限設定画面
・アプリケーション共通マスタ-「商品マスタ設定」各画面
・richtextarea
■イントラネット・スタートパック
・WebMail画面(Flash版)

※BaseModule、WebPlatform(5.0 から 7.2 までのバージョン)について、弊社では今後改善対応を含む、機能追加の予定はありません。
 最新製品のAccelシリーズへアップデートが必要です。

■Accel Platform
・ViewCreator -「クエリ編集」画面
  ※2017 Summer以降は下記要件により Adobe Flash Player は不要です。
   https://issue.intra-mart.jp/issues/23045
・アプリケーション共通マスタ(互換基本モジュール) - 「商品マスタ設定」各画面
・アプリケーション共通マスタ(アプリケーション共通マスタ管理機能) - 「アプリケーション共通マスタ」各メンテナンス画面
  メニューの「アプリケーション共通マスタ」配下の各メニューから遷移する画面
・richtextarea(非推奨タグライブラリ)
  Accel Platform 標準では利用していません。お客様の作成したページで利用されている場合は、影響があります。

■Accel Collaboration
・スケジュール・インフォメーション・ファイルライブラリ画面におけるURLコピー機能
  ※2017 Spring以降は下記要件により Adobe Flash Player は不要です。
   https://issue.intra-mart.jp/issues/24067


上記対応が実施できない場合、お客様にて次のご対応で回避することが可能と考えられます。
Adobe社・Adobe Flash Player 自体の対応となります。弊社では以下についてのお問い合わせには対応しておりません。予めご了承ください。

■以下の条件を考慮の上、環境構築をお願いします。

 ・BaseModule、WebPlatform(5.0 から 7.2 までのバージョン)環境では Internet Explorer(IE) で Adobe Flash Player の利用が可能であること、
 ・Accel Platform 環境では Internet Explorer(IE) または Chrome で Adobe Flash Player の利用が可能であること、
 ・Windows Update により Adobe Flash Player が削除されないこと。
   Microsoft Update カタログ、Windows Update、WSUS により Adobe Flash Player が削除されるという情報も公開されています。詳細は下記 URL をご確認ください。
   参考:https://blogs.windows.com/japan/2020/09/14/update-adobe-flash-end-support/
 ・セキュリティリスクが懸念されますので、利用時のみクライアントを起動する運用にするのが望ましいです。
  さらに、接続先サーバ以外には接続できないようにネットワークを制限することも効果的です。

 各ブラウザでAdobe Flash Playerが利用可能となる環境構築はお客様にて調査の上実施してください。
 弊社としては、上記の個別対応を行うことは推奨しておらず、前述にも記載している、製品のバージョンアップ・最新製品のAccelシリーズへアップデートを推奨します。

【環境構築のための参考情報】

■Adobe Flash Playerの実行をブロックされないようにホワイトリストに記載することで動作するものと考えられます(1,2の対応が必要です)。
 1. Adobe Flash Player の入手が可能である2020年内中に Adobe Flash Player インストーラを入手してください。
  上記の環境に入手した Adobe Flash Player をセットアップします。
 2. 以下の回避方法を Adobe社 の法人サポートご加入のもと対応してください。
  ・お客様環境の責任範囲において、Adobe Flash Player をエンタープライズ向け機能を有効化、Adobe Flash Player 有効サイトのホワイトリストの指定可能としてください。
  ・上記ホワイトリストは Adobe Flash Player の設定ファイル(mms.cfg) に記載してください。

  上記については当社ではサポートしていません。下記Adobe社が公開しているドキュメントを確認してください。
  https://www.adobe.com/content/dam/acom/en/devnet/flashplayer/articles/flash_player_admin_guide/pdf/latest/flash_player_32_0_admin_guide.pdf (英語)

最後に、弊社社員が本件に関して Adobe Flash Player のサポート終了後も継続して利用するための手順例をブログとしてまとめました。
https://dev.intra-mart.jp/env_adobe-flash-player/
※Adobe Flash Player 側の設定となり弊社製品の内容ではありません。このためブログの内容についてプロダクトサポートへお問い合わせ頂く事はできません。予めご了承ください。

-- 対象 ------------------------------------------------------------------------
BaseModule
iWP/Webシステム構築基盤/WebPlatform/AppFramework
iAP/Accel Platform/全アップデート
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