アクション処理内でSQL例外が発生すると、アプリケーションロックの解除が行われずに残ってしまいます。

 
 【現象】
    アクション処理内でSQL例外が発生した場合に以下のようなExceptionログが出力され、アプリケーションロックの解除が行われずに残ってしまいます。
    
        [ERROR] j.c.i.s.w.e.WorkflowExceptionDispatcher - [] [0] ERROR: 現在のトランザクションがアボートしました。トランザクションブロックが終わるまでコマンドは無視されます
        [ERROR] j.c.i.s.w.e.WorkflowExceptionDispatcher - [] [1] 案件情報の最終タスク処理ID検索クエリ実行処理で失敗

 【発生条件】
    2023 Autumn(Hollyhock) と 2024 Spring(Iris) にて発生します。

 【原因】
    ロールバック処理内で実施しているflow.xmlキャッシュの削除処理にて例外が発生してしまい、後続のロックの解除が行われないため。

 【回避方法】
    アクション処理内でSQL例外が発生しないようにして頂く必要があります。
    また事象が発生してしまった場合は、システム管理者でログインして、メニューの「システム管理者」→「アプリケーションロック一覧」からロックIDがシステム案件IDと同じものを削除して頂く必要があります。

 【対応方法】
    製品実装の不備であるため、「2024 Autumn」にて修正対応予定です。
    また、「2023 Autumn」と「2024 Spring 」に対してもパッチを提供予定です。

 -- 対象 -------------------------------------------------------------------------
 iAP/Accel Platform/2023 Autumn(Hollyhock) もしくは iAP/Accel Platform/2024 Spring(Iris)
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FAQID:1328
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