案件操作で、縦配置ノードを再展開した案件が処理出来ない場合があります

 
IM-Workflowにて案件操作で縦配置ノードの再展開をした場合に以下の問題を確認しております。
誠にご迷惑をおかけして申し訳ありませんが、不具合が解消するまで下記【再現手順】のオペレーションを回避していただくようお願いいたします。

【条件】
 縦配置ノードを含むルート

【再現手順】
 1.案件を申請します。
 2.縦配置ノードで展開されたノードが処理待ちの状態にします。
 3.案件操作で、処理待ちのノードから、縦配置ノードで展開された同期開始ノードに処理を移動させます。
 4.縦配置ノードの編集でノードを増減させます。(再展開処理を実行させる)
  上記手順で縦配置ノードの再展開処理は成功しますが、その後案件に対して処理待ちのノードが存在せずに、操作不能となります。
 
  なお、案件の削除は可能です。

 ・その他
  案件操作の画面だけではなく、案件操作APIによる操作でも発生します。

【原因】
 縦配置ノードにより展開されたノードが処理待ちの状態で、縦配置ノードの再展開処理を実行できるのが仕様の不具合となります。
 縦配置ノードの再展開処理は、配置するノードのノードIDをすべて新規に振り直します。
 また、未到達状態での実行を想定しているため、DBの処理待ちノード情報への更新を行っていません。
 そのため、flow.xml・progress.xmlと、処理待ちとなっているDBのimw_t_actv_taskのレコードに不整合が生じるのが原因となります。

【正しい仕様】
 縦配置ノードの展開で配置される同期開始ノードでも、承認ノードと同様に、縦配置ノードの編集ができないのが正しい仕様となります。

【事象を回避して縦配置ノードの再展開を実現する方法】
 縦配置ノードにより、展開されたノードの処理対象者変更する場合や、縦配置ノードの再展開をする場合は、縦配置ノード(の同期開始ノード)より前のノードに移動したのちに、編集を行ってください。

【事象が発生した場合の復旧方法】
 今回の再現手順に至るワークフローの遷移パターンは無数にあります。したがってお客様の運用状況に応じて復旧方法を提示する必要がございます。事象が発生した場合には、弊社サポート窓口まで回避方法の問い合わせをお願いいたします。

本事象は、以下の要件で修正されました。
 
 IM-Workflow Ver.7.2 Patch - 要件[18191]
 Accel Platform 2013 Summer - 要件[19500]


-- 対象 ------------------------------------------------------------------------
iAP/Accel Platform/2012 Autumn(Alba)
iAP/Accel Platform/2012 Winter(Bourbon)
iAP/Accel Platform/2013 Spring(Climbing)
iWP/Webシステム構築基盤/IM-Workflow
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